こんにちは。写真家の石井和宏です。

コロナウイルスで外出自粛の中、エアキャンプでもどうですか?ということで記事を書いています。
旅やイベントが再開できる世の中に早くなってほしいと願うばかりです。僕も色々と思うことありますが、このページを読んでくれている方、来ている方には前向きになってほしいです。

この仕事をしたのは昨年の秋。
知り合いの会社から連絡が入り、”キャンピングカーと星空を撮影してほしい”とのこと。

キャンプという”キャの字”も知らない初心者の僕でしたが、色々と教えてもらい楽しい撮影でした。

それでは、エアキャンプをお楽しみください!


出発は金曜の夜22時。

天気予報を見ると、雲が土日にかけて段々と多くなるとのことで、星空撮影は大分厳しそうな空でした。

途中でパーキングに寄り、星空を見ましたが僕の地元と大して変わらない星空。
都会より若干きれいという星空。

静岡はサッカーの合宿で良く行った記憶しかなく、星空が綺麗という印象は長野だったんです。

静岡って撮れるのだろうか…?と車内の3人は若干不安にながら、闇の中を車で走りました。

走らせること数時間、とある海岸に着きました。

 

 

車から飛び出すと、肉眼でもものすごくクリアな空でその星の数に圧倒されました。

時計を見ると、AM3:37。

夜に弱い僕でもこの空は一気にテンションが上がります。

それがこちらの写真。

月も海に沈みそうな位置にあり、まるで夜の夕陽みたいでした。

静岡にこういう所があったとは、静岡の皆さま疑ってごめんなさい。

 

ここで撮影をしようかと思いましたが、気になるのが道路の街灯の光。

詳しくは長くなるので割愛しますが、星空撮影する時にこの光が結構邪魔をするんです。

街灯が無い場所を探すと、もう少し車を山の方に走らせれば星が見れる駐車場があるとのこと。

「これは急いで行くしかない」とのことなので急いで車に乗りました。

朝日までの時間との勝負なので、気持ちは高まります!

こういう勝負事みたいな撮影って意外と好きなんですよ!

駐車場に着くと、真っ暗でまるで宇宙にいるかの様です。車内から出ると、闇に吸い込まれそうになります。

そして天体望遠鏡やカメラを急いで準備し、撮影したのがこちら。

数カット色々撮り、朝日もそろそろ出るかなという時間で、僕自身も写しました。

星の数すごくないですか?これだけたくさんの星空を見たのは久々でした。

夏は蚊がすごそうなので、秋は最高ですね!

朝が近づき空の色も刻々と変化をし、幻想的な空が現れました。

何が起こるか分からない空はいつ撮っても楽しいですね!

そして夜が明けます。

久々の星空に興奮してあっという間でした。

駐車場を出発します。

車で走っているとこういう場所にも出会えるので、車を止めて撮りました。

せっかくなので二人に立ってもらいました。

海岸にも行ける場所があったので、朝日を拝みます。

そして、星空撮影を頑張った結果、皆んな流石に眠くなったので、一端寝ることに。

キャンピングカーの良い所は足を伸ばせて寝れるから大分快適です。


朝ごはんを食べたら、キャンプで食べる食材の買い出しです。

道の駅とか行くと、その土地の野菜が売っているのでおすすめです!

美味しそうな夕張メロン&ミカンソフトがあったので、食べました。確か1500円か2000円ぐらいした様な気がします。ソフトクリームは北海道産なので、濃厚でおいしい。

 

食材の買い出しが終了し、温泉に入り、キャンプ場へ。


キャンプ場の受け付けを終了したら、早速キャンプの開始です。

焚き火で燃やす落ち葉とか拾ったり、枝を集めたりします。

太い木に火が移りやすい様に下から火を育てます。

今日の夕飯はフランクフルト、ホルモン、参鶏湯、ステーキ2枚、ご飯、焼きそばです。

まずご飯と参鶏湯を温めます。出来上がるまで少し時間が掛かるので、ホルモンとフランクフルトを食べながら待ちます。

炭で食べる料理って本当おいしい!外で食べるとよりおいしいです。

 

食べながら待っていると、他のキャンパーさんたちが海が見える方にぞろぞろと行きます。

そうです!夕日の時間です。

海に沈む夕日っていつ見ても良いですよね!ススキと一緒に撮ったので秋らしい写真になりました。

夕日が沈んだ後、空がもっと焼けるかなと粘ってみましたが厚い雲のせいで、この程度で終了。

夕日が終わると、参鶏湯が良い感じに出来上がっています。

ご飯もきれいに炊けました。

網の上のものを食べた後はステーキです。

塩麹を焼く前に塗っておくと、お肉が柔らかくなるのでおすすめです。

 

 

 

 

色々と食べたせいか、焼きそばはもう入らないということなので、翌朝に持ち込み。

キャンピングカーの中に冷蔵庫があるので、そこに余った食材の保管をします。

キャンプと言ったら、キャンプファイヤーですかね。

炎の色が変わる謎の粉を振りかけ、幻想的な色になりました。あったかいし、ずっと見ていられます。

そして、焚き火の周りで色々と語りました。

それからのこと。

これからのこと。

昨夜あまり寝ていないせいか、段々と眠くなり、おやすみの時間へ。

キャンプの時、トイレや歯磨き、お風呂はどうするか疑問に思った方もいると思いますが、トイレや歯磨きはできる所があるので安心です。

流石にお風呂はシャワーしか無いのですが、近場に温泉があるのでそういう所に入りに行くのがおすすめです。

 

 

キャンプの準備や運転などで疲れている二人には寝てもらい、僕は1時間ごと起きて空の様子を見ます。

せっかくこの場にいるから、最高なものを撮りたいと粘ります。

他のキャンパーさんたちは皆、テント泊でした。

組み立てたり、テント泊もおもしろそう。

空がクリアな時間に撮れたのがこちら。

都内では見られない星空。

今にもこの空に吸い込まれそうで、神秘的で、言葉に言い表せないです。

そういう時って、全身がゾワってしませんか?

星の光って江戸時代の頃とか何百年前に光った光が今届いてるみたいなんです。

あの星がそうなのかな?

とか

当時はどんな世界だったのかな?

など、この星空を見ていると考えてしまいます。

 

後編につづく。


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