こんにちは。写真家の石井和宏です。
早いもので今日から11月ですね。ハロウィンは皆様楽しめましたか?ニュースで渋谷の街が報道されていましたが、すごい人の数でしたね!
ハロウィンが終われば、街はクリスマスの色に変化します。僕が1年で1番好きな冬がやってきますので、撮影も気合が入ります!
さて、そこで今回は一眼レフやミラーレスカメラユーザーだけではなく、スマホで普段撮っている方にも楽しく撮る方法をお伝えします。
すごく簡単なので、こんな方法もあるんだと1つの武器にして下さい。
1.お気に入りを見つけること
「お花畑やたくさん撮るものがある場所では何を撮ったらいいんですか?」と良く聞かれます。
僕もカメラ初めた頃はこんなこと思ったことがあります。
きっと、イメージが具体的にその人に表れていなくて上手く撮ろう上手く撮ろうと気持ちが先行しすぎている状態です。
答えはシンプル!!
好きなものを撮って下さい。
「おいおい、ぶっきらぼうな答え」と思った方、ちょっとまだブログのページを読むのを止めないで下さい。
言葉や文章だけではすごく短いですが、これはすごく深い意味があります。小説も行間まで想像しますよね。写真も自分の中のイメージが大切。
先程の質問も、効率を求めるのはほとんど大人の方だけ。子どもは自分の感じたことを好きな風に写真撮っていますよ。人生経験が豊富になった分、ついつい効率化を求めるのは仕方ないと思いますが、逆にそれが足を引っ張る形にもなります。
本当にシンプルでいいんですよ。
もう少し説明しますと、たくさんのお花畑からまずは自分がいいなと感じたお花をゆっくり探してあげて下さい。小さい頃にやった宝探しをして下さい。子どもみたいに「これ綺麗だから好き」って言うシンプルな気持ちで探してみてください。
見つけることはできましたか?次に行きますよ!
2.どの角度から撮れば一番素敵に撮れるか探して、感じたまま表現する
次はその見つけたものに対して、どの角度から撮れば素敵に撮れるか自分の中で会話しながら撮って下さい。声出してもいいですよ。実際そういう方います。
これも良くあるのですが、一枚だけ撮って上手く撮れませんって人がいます。それはそうですよね。一回で諦めたら撮る事は難しいです。上がダメだったら、下から。下がイマイチだったら左右どちらか。それでもダメだったら斜めからや一歩下がるなど。これだけで何パターンも撮る方法は見つけられますよね。
写真って角度一つ変えるだけで印象が本当変わります。
あとは自分が好きだな、綺麗だなと感じたままにシャッターを切って下さい。上手い下手は気にせず自分が撮れたって感じることが大切です。
僕も自分の写真は上手いとは思っていませんが、撮れた!って気持ちは大事にしています。上手い下手は人が決めることだから気にしていません。もしフォトコンテストで落選しても落ち込むことありません。あれは戦略的な面もありますので、自分を全否定しないでください。
さあ撮れましたか?
3.撮れたら自分の大切な人にシェアしてあげよう
最後に、自分の感動した写真を好きな恋人、家族、友達に送ってあげましょう。送る手段は様々です。
ポストカードにして手紙を書いたり、気軽にLineで送ったりしてみると喜ぶと思います。
僕のお勧めはポストカードにして、手紙を書くことです。
やっぱり手書きって良いですよ!その書いている時間まで、相手に伝わるというか暖かみがあります。
きっとあなたが感動した瞬間は周りの方にも伝わり、幸せにすると思いますよ。
効率化を求めがちですが、楽しく撮ることが一番の近道です。子どもだったこと、子ども心を忘れないで下さいね。
なんか、最後がディズニーっぽく締まりましたね(笑)