明けましておめでとうございます。

今年ものんびりと更新していきます。

 

僕は人が少ない森や山が好きで、良くお邪魔させてもらっている。

風の音だったり、葉っぱが揺れる音、鳥の鳴き声だったり、時に犬みたいな鳴き声だったり(これを聞いた時は、熊の可能性が高いので注意です)、 自然と会話するかの様な場所は五感がクリアになり研ぎ澄まされる。

そして、こんな道を歩いていると、急にウネウネしたものが目の前に出てきた。

「小さいから子どもの蛇かな?」

蛇の習性は詳しくないから、取り敢えず周りに親玉がいないか探す。

「取り敢えずいないみたいだ」

蛇も蛇で、ビックリしたかの様に急いで逃げ出したけど、階段の様な道を移動するのに結構悪戦苦闘しているみたいだった。

3回ぐらい登っては登りきれず頭から落ちてしまい、僕も僕で今この場所にいてごめんねという気持ちになってしまった。

「ここが登りやすいよ」

なんて案内まですることに。

なんとか踏まれない森に案内でき、一安心した。

「この蛇、大分おとなしい性格だけど、何ていう蛇なのかな?」

Googleアプリを立ち上げてかざしてみると、すぐ判明した。(Googleさん優秀すぎでしょ)

ヤマカガシという蛇らしく、性格は臆病らしい。

ただ、ニホンマムシの数倍の猛毒を持っていますと記載されている。

「おぉ…結構なお力をお持ちな様で」

野生の蛇に出会うのは小学生振りで久々だったから、どことなく嬉しかった。

この日は蛇に良く会う日なのか、下山途中にまたヤマカガシくんと遭遇した。

あの子たち、この寒い冬を無事越しているんだろうか。

蛇は縁起が良いとされていることから、新年最初の記事にぴったりかなということでこれを書きました。

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写真家 石井 和宏 LINE@

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