こんにちは。写真家の石井和宏です。
今年もアジア最大級のカメライベントCP+2018が始まりましたね。
3/1〜3/4までパシフィコ横浜で開催しています。
昨年は青にこだわった写真集「BLUE」をアスカネットさん、ドコモさんのブースで出させて頂きました。
今年もアスカネットさんのブースで写真集を展示させて頂いております。
今年はクリスマスを題材にした「Gift」を展示しています。
30cm x 30cm 100ページの大分ボリュームがある内容となっています。
そこで今回はマイブックの作成の仕方を書きたいと思います。
旅の区切りや家族の記念日に1冊作成すると良い思い出になりますよ。
写真はデータのまま持っている人がいますが、データのままだと消失する可能性もありますし、印刷すると風合いまでも伝わるので楽しさ倍増です。
1.注意事項を必ず読む
まず写真集を作成する前に注意事項は必ず読んでください。
特に「文字まで打ち込む方」や「写真のレイアウトにこだわりたい方」こそ読んでください。
これを読まないと後々失敗する可能性もあります。写真のどの部分までが印刷されていたり、打ち込んだ文字が見やすい位置に配置されているか把握することは大事。
2.紙質と仕上がりのサイズを選ぶ
◆紙質を選ぶ
僕は優しい仕上がり、触った時に優しい感触が希望なので、ラミネート加工(つや消し)を選択しました。
ラミつや消しの紙質は普段触ったことが無い方も多いと思うのですが、本当に優しい手触りになるのでオススメです。
僕の作品はラミつや消しで作成しましたので、CP+の会場で実際に触ってみてほしいです。
光沢の紙質はコントラストが高い印象があるので、好きな方はこちらもおすすめです。
キラキラの鮮やかな作品になりますよ。
◆サイズを選ぶ
サイズは一番大きいサイズで30cm x 30cmから76mm x 76mmの小さいサイズまであります。
僕は一番左のART-HCタイプにしました。
3.写真セレクトのポイント
写真集を作成する時に1番時間を使うのは写真のセレクトですね。
ポイントは主に2つです。
◆テーマを設けること
テーマから外れる写真はバンバン断捨離していきます。
ここは思い切りが大切。
悩んだら一旦外して後々付け加えればいいんです。
◆ストーリーを持たせる
コツは「起承転結」を意識して作成することです。
4.台紙を使って作品を更に見栄えを良くする
マイブックはテンプレートが豊富なので、写真の下に台紙を置くことも可能です。
白の背景ではなく、こういう絵本みたいに仕上げることもできるんですよ。
今回の写真集は普段の白背景は一切使っておりません。
作成をしてみて感じたことは、レイアウト、テンプレートが豊富。
そして何より、写真を綺麗に配置してくれるボックス機能というのがあるので、そこに写真を引っ張ってきて配置するだけで綺麗に収まります。
このボックス機能の種類も豊富なので、一部だけ載せておきます。
皆様も機会があればマイブックにて自分だけの写真集を作ってみて下さいね!