写真家が写ルンですを使ってみました。





 
 
 
 
こんにちは、写真家のかずです。
 
今回は少しカメラのことでも話してみようと思います。
 
 
 
先日「写ルンです」を使用してみました。高校1年生ぐらいまで良く使っていましたが、その頃はカメラを仕事にしていると1ミリも考えたことありませんでした。人生何があるか分かりませんね!
 
 
さて、久々に使った感想はフィルムカメラはデジタルカメラと違い、想像を掻き立ててくれるということ。デジタルで慣れているからより一層そう感じます。
 
 
基本的に写ルンですの最短撮影距離は1メートルなのでデジタルカメラと比べると距離が長いです。
 
片方の手に撮りたい物を持って撮影することは基本的にピントが外れた写真になります。デジタルカメラやスマホで普段この撮影している人は少し不便に感じると思います。
 
 
 
ちなみに写ルンですの詳しい詳細は下記になります。
 
 
 
 
 
 
「ISO、SS、F値」これって何と思う方もいるのでは?
長くなるので、今回はすごくすごく簡単に説明します。
 
 
 
◆ISO
例えるなら「普段お使いのコピー用紙」と「和紙」の違いです。
 
 
「コピー用紙」と「和紙」に水を垂らしたらどちらが水の吸収は早いでしょうか?
 
 
 
答えは「和紙」ですよね!
 
 
それと同じでカメラも「光」の感じ方に違いがあります。
 
ISOの数字が小さいと光の感じ方は少なくなります。ISOの数字が大きいとより光を感じやすくなります。
 
 
でもこれにはメリットとデメリットがありますが今回は簡単な説明なので、光の感じ方があるんだと1つ思って下さい。
 
 
 
◆SS(シャッタースピード)
これは「時の流れを操作する」ものです。
時の流れを司るなんて一見格好いいですよね(笑)
 
 
これは下の2つの写真を比べて下さい。
 
上は水の流れが止まっていて、下は水の流れが絹糸みたいに流れていますよね。
この違いを数字を変えることにより生み出すことができます。
 
1/140と1/200なら1/200の方がより止まっている写真が撮れます。
 
 
 
 
◆F値
これは「ぼかし具合」をコントルールできる数字です。
 
一見分かりにくいので例えるなら、人間の「近視の人の眼」です。
 
F値の数字が小さい数字程、ぼかし具合が強くなります。
 
近視の人の眼って近くの物にピントがあって、遠くの物がボケますよね。近視の人の眼のような感じが写真でも表現できるのです。
 
 
作例は僕の写真を見て頂ければすぐ分かります。
 
 
 
 
 
すごく大雑把で全然話し足りていませんが、一気に覚えると大変なので少しずつ覚えていけば楽しみながらカメラライフが送れますよ。常々生徒さんにもこれは言っています。
 
 
さてさて本題…
今回、僕が使ったのはシンプルエースです。
 
日中の晴れている屋外撮影なら綺麗に撮れます。
 
室内はどうしても暗くなってしまい、フラッシュを焚かなくてはいけません。
人間の眼では室内が明るく見えても実際は暗いんです。人間の眼って思っている以上に優秀なんですよ。
 
 
ちなみに僕はこのフラッシュが好みではないのであまり使いません。
 
 
 
 
 
先ほども書きましたが最短焦点距離が1メートルは不便ですよね。
長いなら長いなりに不便なら不便なりにその特徴を活かして、どこを撮りたいかより頭の中ではっきりさせます。
 
上の写真は手を繋いでる銅像をいかに華やかに見せるか考えて撮りました。
 
 
その為に意図的にバラの花をボケる距離で撮影しています。
そうすることによって、主役が目立つ様になります。
 
 
これをあともう1メートルぐらい下がって撮ると、今度はバラにもピントがあってしまい写真の中の主役が何か分かりづらくなります。歩いている通行人も写ってきちゃいますしね。
 
 
あと、空好きな僕としては雲の配置と柔らかい青空をどれくらい入れるかを考えて撮った写真です。
 
 
 
写ルンですは現像するまで分かりませんのでドキドキが本当楽しい!
頭の中とフィルムの中が一致していた時はすごく嬉しいですよ。
 
皆様もこのカメラをまた使ってみてはいかがでしょうか。
 
 
僕は2016年4月に購入し、1年以上かけて撮影していました。
 
 
つい先日現像を行いましたが、もうどれを撮影したか忘れているものがあったり、懐かしい写真が出てきたり、まるでタイムカプセルを開ける気持ちでした。
 
 
僕も十何年前までこれを良く使っていましたが、懐かしいシャッター音、軽さなど、撮ってて楽しかったですね。
 
ちなみにこの長期間の撮影方法なのですが、フィルムが劣化したりする可能性があるのでなるべく早く撮影を終わらせて下さいね。長く使うなら湿気や直射日光が当たらない状態で保管して下さい。





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