こんにちは。写真家の石井和宏です。

今回は僕が毎年撮っている桜になります。

小さい頃から馴染みがあり、愛着のある場所。

確か一昨年に剪定があって枝のボリュームが少なくなってしまったけれど、この景色を長年残していくには仕方ないこと。

こういうこともあるから、撮れるうちに撮るということは本当に大事です。

今年は流石に満開ではないけれど、咲いている木は綺麗に咲いているので、そのポイントを見つけて撮ってきました。

今年は天候と桜のタイミングが本当に難しい…

この日は一応夕陽狙いで行っています。

下の写真を見ると分かりますが、枝が剪定されているのが分かります。

建物の壁には桜の影絵がありました。

咲き具合で言うと、5.5分咲き程度といったぐらいでしょうか。

この木は満開だったので、この木を中心に写真を撮ります。

空には怪しい雲が出てきていますが、かすかに残る青空と一緒に撮ると優しい色合いになります。

 

少し桜の世界に潜ると、綺麗に上を向いて咲いているお花があります。

陽の強さも程よく優しいので、縦で撮っても絵になります。

そしてもっと白の世界に潜ると、このような儚い世界が広がっています。

撮っている時は、桜の良い香りがマスク越しにでも伝わってきて幸せでした。

太い幹からは新しい生命もあります。

僕の頭に桜の花が落ちてきました。

「花びら」ではなくて「花」です。

桜の花が落ちる時に見てほしいのが、竹とんぼみたいに回転して落ちてくるんですよね。

花びらと違ってこれはこれで面白い光景です。

この現象を起こす犯人は一人しかいないのですが、下にはまだ綺麗な状態の花がたくさん散らかってます。

花がたくさん落ちている場所の上を見ると、犯人がいました。

本当に贅沢な蜜の吸い方をしてて、タバコで例えると、一回吸ってポイっ!て感じの吸い方です。

上の写真なんて格好つけて吸ってますよね。
あまりにもダンディーなのでハットでも被せてやりたいです。

下の写真はポイっと捨てて次のお花を探す瞬間。
こうやって上からたくさんの花が落ちてきます。

そして、そろそろ夕焼けの時間かなと思うと、一気にグレーな空に変わってしまいました。

今日は焼ける見込みがゼロという厚い雲。

ラストはいつも賑わっている場所へ。

この場所にはシートを広げて宴会している人が毎年いるのですが、寒さとコロナの影響もあって、誰もいない景色がありました。

改めて見ると、この場所ならお弁当食べたくなりますよね。

また来年もこの場所の景色を見たいと思い、後にしました。

ちなみに剪定される前の写真を載せておきます。

モリモリにお花が咲いていて、夕陽を浴びると優しいピンクの色合いになります。

 

使用カメラはX-E4

富士フイルム ミラーレスデジタルカメラ X-E4 ボディ シルバー F X-E4-S

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