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こんにちは。写真家の石井和宏です。
そんなに桜撮っていなかったはずと思っていましたが、エピソード0に紹介した桜に辿り着くまでに、そこそこの数があると知ってしまいました。
なんだかんだ色々な表情の桜を撮っていた様ですね。
今回はフラットな光の中での話です。
フラットな光は力強さは無いのですが、柔らかさと儚さが描けます。
白の世界をぜひ堪能していってもらえたらと思います。
文章は少なめになります。
横殴りの雨が降ったり止んだりと、どんよりとした天気。
鳥も急いで雨宿りするかの様に飛び去っていきます。
こういう時の光はフラットなので、白の柔らかい世界観が描きやすいです。
傘の中から見える桜は更に柔らかく写し出されます。
濃い緑と合わせると、まるで晴れの日の様な雰囲気にもなります。
白色と咲いたばかりの花を強調したくて大胆に寄ってみると、こんなのも撮れます。
雨粒一つだけ乗っている桜もありました。
雨粒べったりより、さり気なく水滴がついている桜の方が好みです。
おそらく咲いたばかりだから、水滴も多少弾くのだと思います。
もっと何かないか探していた所、卵から何かが誕生しそうな蕾も発見。
いかがでしたでしょうか。
雨やフラットな光の日でしたが、こういう日も悪くはありませんね。
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