「ハァ…ハァ…ハァ…」
「あれ?何でこんなに息切れしてるんだ?体力落ちたかな?」
寒空のもと、意識も若干ボーッとしてきた。
早く帰らなきゃ危ないと思い、足早に道をすすめる。
そんな時に一筋の光が。
「あぁ、そういうことか………」
「何十、何百年前、この景色を見て神々しいと
昔の人も思ったんだろうな」
そんな時に撮れた奇跡の一枚。
まず初めに、僕は科学的なことしか
信用しないタイプの人間です。
エンタメとしては良いかもしれないけど、
占いとか宗教を100%信用するとかもってのほか。
たぶんあの人たちにとっては嫌いなタイプの人間です。
人間の頭脳が解明できた部分が科学であるけど、
この世には科学的に説明が難しいこともあるのも事実だと
小さい頃からの経験をもとに思っています。
変な奴だとか思わないでくださいね。
霊感とか特殊能力的な力は僕には全くありません。
ただ極稀に、昔から変な写真が撮れてしまったり、
写ってもどこか優し気な雰囲気だったり、
不思議な体験をしてしまうことがありました。
マイナスな側面を感じたものは今後も出す気はないけど、
「こんな綺麗なものがあった」
「奇跡的瞬間に出会えた」
『自分がそれに出会って、何を感じてシャッターを切ったか』
何かプラスな雰囲気を感じられるものは
今まで同様に出していくつもりです。
上3枚は
鳳凰や
不死鳥フェニックスの様に見えたり、
大きい鳥の様に見えたり、
見え方は人それぞれ
感じとってもらえれば良いと思っています。
僕の上でほんの数秒大きく羽ばたいてくれました。
本当に綺麗だったし、
こんな瞬間の前に
姿勢をきちんと正して撮ろう
ありがとう
と思い撮りました。
そして、ここからが本日のメイン。
「あぁ、そういうことか………」
冒頭の「………」
の後にはまだ言葉が続いています。
僕が歩いた道の途中には
竜や神の名がつく滝があったり、
祠があったりと
水に関して想い入れがある地域でした。
「光の反射が龍が泳いでいるみたい」
「きっと、何百年前の人も
この地に龍を感じて名前をつけたんだな」
「今と変わらない景色なのかな?」
森から
ポタッ、ポタッ
と湧き出る水は大河となって
こんな景色を見せてくれます。
不思議な写真を撮れた時あるある?なのですが、
後日に見返した時に気づくことが多いです。
後から気づくって何なんですかね?
僕は①の光の反射の流れに龍を感じて、
②で写真のバランスを調整して
シャッターを切りました。
この時点では黄色の枠で囲った部分には
まだ何も感じていません。
意識がはっきりしていたら
この時点で見えたのかもしれませんが、
おそらくこの時点で結構な高熱状態だったはず。
家に帰って熱を測ったら結構な高熱で
1週間ほど寝込んでいました。
全然熱が下がらず、本当にしんどい一週間でした。
ここまで下がらなかったことなかったかも。
体調も少し良くなり
ベッドで暇だな
あの時の写真でも見ようかなと
カメラの中を見返した時
そこには黄色で囲った部分に気づき
背筋がピンとしました。
その時
2024年1月、辰年。
無理矢理関連づけて、年男。
本来なら2024年中に出すべき写真ですが、
「さぁご利益あるよ!」
「こうべを垂れてあやかりなさい!」みたいな
宗教じみた雰囲気は好きではなく
ただ純粋にこの川の綺麗さや
奇跡的にそう写ってしまったその瞬間を見て
何かを感じてもらえれば良いと思っています。
紹介して人が増えれば、
この場にゴミを落とす人もいます。
こんなに綺麗な場所なのに
歩く度、0ではない状況に
残念な気持ちにもなったりします。
最近、もう一度この場所を歩きましたが、
そこには、ただ綺麗な川が穏やかに流れていただけでした。
龍はもうあの瞬間だけだったのか。
もう見えない寂しさも感じ
どこか安堵感も感じ…
条件が揃ってこそ、見えた景色。
僕が見た景色は何百年も前の人も見た景色かもしれません。
その時、この場所はどんな所だったのだろう。
現代の僕はこういう風に写真を撮りました。
昔の方が見たらどう思うのだろう?
あのキラッと光った瞬間に感じた
自然の神々しさや穏やかさ。
僕が生きているうちに、
またどこかでこういう瞬間に出会えれば嬉しいかな。
最後に
僕が好きなドラクエのロゴと似てないですか?