明けましておめでとうございます。
2022年初めての投稿になります。
お正月はゆっくり過ごせましたでしょうか。
昨日、今日から仕事始めの方もいますね。
僕も今年はどんな作品を作っていけるか、また撮影した写真がどれ程効果を生み、関わった方々に喜んでもらえるか楽しみです。
本年も宜しくお願い申し上げます。
さて、早速ですがまた連載を開始してみようと思います。
2018年は「そらいろ」を週に3回〜4回程連載をしていました。
2020年は会員様限定の「僕たちはいつか必ず、一番大切な人と別れる運命にある。」を半年間限定で連載していました。
どちらも今は読めなくなっています。
2022年からは「fika time〜ある日の写真家〜」を開始します。
「そらいろ」みたいな週に3、4回更新は結構大変だったこともあり、更新は不定期にやっていこうと思います。
写真の枚数も必ず1枚など縛りを設けずに、カメラももしかするとスマホもあるかもしれません。
自由に僕の独り言をつらつらと綴っていけたらなと思います。
タイトルの「fika(フィーカ)」という意味ですが、簡単に言うと「休憩」のことです。
スウェーデンや北欧文化に「fika」という時間があるのですが、甘いものや軽食、コーヒー等を飲みながら休みます。onとoffのメリハリをつけて生産性を高めるのに必要な時間です。
僕もコーヒー(ミルク8 : コーヒー2 または砂糖やガムシロ多め)を飲みながら、好きな作品を見たりする時間が好きです。
そんなゆったりとした時間をここで過ごしてもらえたらなと思い、このタイトルにしました。
僕の年末の過ごし方は色々な気持ちをリセットしたくて誰もいない森や山に毎年行っています。
かなり冷えてはいるものの、肌に刺す風の冷たさだったり、鳥や川の音が五感を刺激してくれて色々なことを考えたり、無になったりして過ごしています。
インターネット汚染と言いますか、騒がしい電子機器に晒されていない世界は良いですね。
普段から通知はoffタイプな僕ですが、それでも色々な情報が視界から消えて、自然だけになるというのは幸せです。
荷物もいつもより軽めで出かけました。
いつもはレンズ数本、カメラx2、三脚、ライトスタンドx2、モノブロックx2、傘x2、レフ板、バッテリーx5ぐらい、ほにゃらら、はにゃらら…書いているだけで背中が重くなってきた。
ある旅人が言っていました。
「長い旅行に必要なのは大きなカバンじゃなく、口ずさめる一つの歌さ」
だから、カメラは1台、レンズは小さなものを1つ。
水筒にホットミルクティー、おやつ、エチケット用品、トラベラーズノート。
リュックを背負ってみると軽いこと、軽いこと。
「これで良いんだよな」と思いました。
いつも背負っていた重荷が取れた気がします。
そして色や光に拘りがある僕ですが、今日は色は二の次でこうと電車の中でふと浮かびました。
僕が自分の作風へと辿りつく前は色々な写真を撮っていて、こんなモノクロの写真を撮っていたこともあります。
懐かしいあの時を思い出して撮ってみると、操作もままならなかった頃の自分に出会えた様な気がして、初心に帰れた気がします。
今ではどのカメラでも直ぐに体に馴染ませてしまうくらいになってしまいましたが、ある意味幸せなことであり、少し残念な様な…
でも、初心に帰って楽しむことを忘れていないということは、まだ自分は腐っていないんだなと感じました。
これが何も感じなくなったら、僕は写真を撮ることをしなくなるでしょうね。
この写真見ると、色を塗る前の下書きの様な感じです。
不思議と色が見えませんか?
実際、いつも通りに写真を撮ると、僕のあの色合いになります。
階段には謎の白い綿毛が引っかかっています。
冬の真っ最中ですが、春の足音もそろそろ聞こえてきそうです。
今年の春もどこに行こう。
モノクロにすると、白と黒の濃淡の世界観なので、こんな表現もできます。
カラーにすると、色情報が増えてきてしまい、インパクトが減るんですよね。
この感じ、本当に懐かしいな。
写真5枚は多く、今回は長い様な気もするけど、こんな風に思ったことを書いていきます。